財務・会計・税務のタイ語|予算、請求書、決算、税金に関する重要用語集

「数字」はビジネスの共通言語ですが、タイ独自の会計基準や税制(VATなど)、そしてユニークな商習慣を語るには、正確なタイ語のボキャブラリーが不可欠です。

多くの経営者や経理担当者が「請求書の処理でミスがある」「税務署(サッパヤコーン)の手続きがタイ語ばかりで分からない」「予算の執行状況をローカルスタッフと共有できない」という課題を抱えています。財務のタイ語は、「正確な定義」と「法規制の遵守」を言葉にすることから始まります。

日常の経費処理から決算・税務申告まで、ビジネスを数字で管理するために欠かせない20の重要単語を厳選。、あなたのタイでの経営基盤を強固なものにするための秘訣を伝授します。

📊 財務・会計の学習ポイント:フラッシュカードの音声(TTS)を活用して、専門用語の発音をマスターしましょう。「VAT(ภาษีมูลค่าเพิ่ม)」などは日常でもよく耳にする言葉ですが、正式名称を知っておくと公式な場での信頼性が格段に上がります。

1. 請求と支払い:日々の取引を管理する

商流の基本となる、お金のやり取りに関する用語。

重要
ใบแจ้งหนี้
bai jâeng nêe
請求書(インボイス)
重要
ใบเสร็จรับเงิน
bai-sèt ráp ngern
領収書(レシート)
基本
การชำระเงิน
kaan cham-rá ngern
支払い(決済)
手段
โอนเงิน
oon ngern
銀行振込

2. 予算と財務分析:将来を見通す

経営判断の材料となる、プランと実績の言葉。

経営
งบประมาณ
ngóp-prà-maan
予算(バジェット)
分析
ต้นทุน
dtôn-thun
原価・コスト
警告
ขาดทุน
khàat-thun
赤字(損失)
決算
งบดุล
ngóp-dun
貸借対照表(バランスシート)
🏛️
ユイの会計豆知識:タイでは「源泉徴収(Withholding Tax)」という制度が非常に広範囲に適用されます。法人間の取引だけでなく、個人のサービス利用でも数%を差し引いて「領収書(バイセット)」の代わりに「徴収票(タウィー50など)」を発行する習慣があります。事務が煩雑ですが、慣れれば「サバイ(簡単)」ですよ!

3. 税務と法規制:コンプライアンスを守る

タイ当局(サッパヤコーン)とのやり取りで避けて通れない用語。

重要
ภาษี
phaa-sĕe
税金(タックス)
重要
ภาษีมูลค่าเพิ่ม
phaa-sĕe muu-lá-khâa phêerm
付加価値税(VAT)
当局
กรมสรรพากร
krom săp-phaa-koon
歳入局(国税局)
専門
ตรวจสอบบัญชี
trùuat sòop ban-chee
会計監査

4. 職場・銀行での実務用語

具体的な手続きを指示、または理解するためのアクション。

銀行
เปิดบัญชี
pèet ban-chee
口座を開設する
為替
เงินสกุลต่างประเทศ
ngern sà-kun dtàang prà-thêet
外国通貨(外貨)
経理
สรุปยอด
sà-rùp yôot
売上集計・総計
経理
บันทึก
ban-théuk
記録する(仕訳・データ入力)
🛡️
ユウトの「財務」護身術:タイの法人運営で最も恐ろしいのは「追徴(ペナルティ)」です。申告期限(通常は翌月の7日や15日など)を一瞬でも過ぎると、高額な罰金が課されます。「ルアッレウ(迅速に)」かつ「ドゥアン(至急)」という言葉を、事務担当者にリマインドする癖をつけましょう!

5. 経営判断と収益性

成果
ผลประโยชน์
phŏn prà-yòot
便益・ベネフィット
評価
เสี่ยง
sìiang
リスクがある・危ない
美徳
โปร่งใส
pròong-săi
透明性・オープンであること
未来
ยั่งยืน
yâng-yeun
持続可能(サステナブル)

6. FAQ:タイの会計・税務に関するQ&A

Q. タイの会計ソフトは使いやすい?
A. 「Express」や「Peak Account」などが有名ですが、すべてタイ語ベースです。日本人は「クラウド系(英語併用)」のソフトを選ぶか、信頼できる「会計事務所(サナッガー・バンチー)」にアウトソースするのが一般的です。
Q. VATの還付は受けられる?
A. 輸出企業や在庫が多い企業は、払いすぎたVATを当局から取り戻すことが可能ですが、その際に行われる「実地調査」には正確な記帳と言明(今回学んだ単語)が不可欠です。
Q. 経費(エクスぺンス)の精算ルールは厳しい?
A. タイの税務局は「正式な領収書(フル・タックス・インボイス)」を非常に重視します。単なるレシートではなく、会社の住所・納税者番号が入った「バイ・プロップ(正式なもの)」をもらうように、タイ語でリクエストしましょう。

まとめ:数字の向こうにある、信頼の「裏付け」

財務・会計のタイ語を学ぶことは、タイでのビジネスを「勘」や「人任せ」から、確固たる「事実」へと昇華させる作業です。あなたが「予算(ンゴップ・プラマーン)」を語り、「請求書(バイ・ヂェーン・ニー)」の細部をチェックできるようになったとき、スタッフや政府、銀行からの信頼は本物になります。

不器用な発音でも、数字という客観的な情報をタイ語の「キーワード」で補完する。その姿勢が、あなたのプロフェッショナルとしての重みをタイの社会で確実なものにします。

あなたの会社の数字が、常に「ガンライ(利益)」を指し、持続的な成長(ヤンユーン)を遂げることを。ユイとユウトも心から応援しています!

YUI-SENSEI
YUI
YUTO-SENSEI
YUTO

この記事の執筆者

YUI & YUTO

東京出身 / JLPT N1 🏆|ビジネス専門家 / BJT J1+ 💼

タイ在住1,000日超。私たちはタイの「笑顔」と「温かさ」に救われ、その恩返しとして本機を立ち上げました。 東京出身のネイティブ・ギャル講師「YUI」と、日タイのビジネスを熟知する「YUTO」がタッグ組み、 教科書には載っていない『生きたタイ語』と『組織を動かすリーダーシップ』を皆さんに伝授します。 私たちの言葉が、あなたのタイでの人生をより豊かに変える羅針盤になることを約束します。